英検5級に比べると文法の難易度は高くなるが、ある程度の英語経験があり、語彙力・読解力を鍛えることができれば小学校低学年でも英検4級に合格できる!
グローバルな時代になりつつある現代。
ますます英検取得の低年齢化が進んでいますが、小学生に英検4級は難しいのでは?と思われる方も多いでしょう。
それもそのはず。
英検4級は中学2年生修了レベルなのです。
しかし、しっかりと対策をとれば小学生でも英検4級に合格することができます。
この記事では、当時小学1年生(7歳)だった娘が2023年1月に実施の英検4級に合格した体験談を綴っています。
小学校低学年でもできる勉強法や実際に使用した教材なども合わせて徹底解説していきます。
英検4級にチャレンジしたいけど、小学生には難しいのではないかと迷われているご家庭の参考になれば幸いです。
️小学校低学年でも合格できる!英検4級の内容とレベル
英検5級をクリアしたら次は4級に挑戦!
小学生には難しいのでは?と思われている方のために、これから詳しく説明していきます。
まずは英検4級の基本情報をチェックしてみましょう。
英検4級のレベル
英検4級は、中学中級(中学2年生修了)レベルです。
出題形式や内容が、5級に比べてより実用的なものになります。
英検4級に必要な語彙数は約1300語。
5級の600語と比べると2倍以上です。
家族・友達・学校・趣味・旅行・買い物・スポーツ・天気など日常生活における身近な話題が出題されるので、小学生でも十分に理解できる内容となっています。
しかし、語彙やフレーズ・簡単な会話文など内容の幅が広がり、さらに長文(掲示・案内・Eメール・説明文)も加わるのでしっかりと対策をとる必要があります。
また、問題数も5級が50問なのに対し、4級は65問に増えて試験時間も長くなります。
英検4級は「簡単な英語を理解することができ、またそれを使って表現することができる」ということが求められています。
英検4級の試験内容
リーディング(筆記) | 35問(35分) |
リスニング(聞く) | 30問(約30分) |
形式 | マークシート |
ライティング(書く) | なし |
スピーキング(話す) | 5問(約4分) |
※スピーキングテストは希望者のみ自宅にて受験 |
英検4級では、過去形・未来形・比較級・不定詞と動名詞などが加わります。
また長文を読めることが課題となってきます。
ライティングはないので書けなくてもOK!
スピーキングテストは、合否に関係なく、自宅や学校などで受けられるシステムになっています。
受けても受けなくても良いですが、3級以降の面接二次試験の練習になるのでチャレンジしてみましょう。
英検4級の検定料・受験料(個人申込)
2023年度 正規検定料 | ¥4,500 |
2023年度「学習支援キャンペーン」価格 | ¥4,400 |
2024年度 正規検定料 | ¥4,700 |
2023年度の期間限定「学習支援キャンペーン」として、正規検定料から一律¥100値引きキャンペーンを実施中!
英検4級の合格点
一次試験(リーディング+リスニング) | 622点/1000点 |
二次試験(スピーキング) | 324点/500点 |
※スピーキングテストは希望者のみ |
英検の成績表では、合否に加えて「英検CSEスコア」が表示されます。
英検4級の合格点は、リーディングとリスニングの合計で622点となっています。(リーディング500点、リスニング500点)
このスコアは各回の全答案採点後、統計的手法を用いて算出しているため、「何問正解したら合格か」「何問間違えたら不合格か」「一問何点」などの判断ができないのです。
また、技能(リーディング+リスニング)のバランスが重要となります。
目安として、およそ63%以上のスコアを取れていれば合格と判定されることになります。
️英検4級が小学校低学年にとって難しい理由は?ポイントをチェック!
英検5級はスムーズに合格できても、英検4級でつまずく子供たちは多いです。
どのようなポイントを抑えれば良いでしょうか。
語彙力が足りない
圧倒的な理由は語彙力のなさです。
これは全ての子供に当てはまる訳ではありませんが、5級ではイメージできていたのに、4級になると日本語でも知らない単語が出てきます。
例えば、英検4級に加わる「過去形」や「未来形」という言葉。
小学校低学年の子供に「過去形」や「未来形」と言っても良く分かっていません。
それどころか日本語の意味ですら知らない子が多いです。
それもそのはず。
小学校低学年の子供たちが普段生活している中で「過去」や「未来」という言葉を口にすることがないからです。
「過去形」や「未来形」に限らず、英検4級に出てくる単語で意味がわかっていない言葉はたくさんあります。
また、「〜と〜の間」や「〜もまた」などのぼんやりとした意味を持つ単語も小学校低学年にとっては難しいです。
- visit/訪問する・訪れる
- understand/理解する
- such/そのような
- spend/費やす
- invite/招待する
- language/言語
- often/しばしば・頻繁
- between/〜と〜の間
- when/〜するとき
- also/〜もまた
- than/〜よりも
- join/〜に参加する etc.
これらをわかりやすい表現で教えて、子供がイメージしながら覚えることが大切です。
会話の場面がイメージできない
英検では、リーディング(筆記)の空所補充やリスニングに会話文が出てきます。
5級のように短い会話なら小学校低学年の子供にもイメージしやすいのですが、英検4級では会話文が長くなります。
また、家や学校・登場人物本人の会話だけでなく、他人の道案内・講義・アナウンス・職場に関する会話のシチュエーションをイメージしながら答えなければなりません。
さらには、過去形・未来形・不定詞・動名詞・比較級など小学校低学年にとって難しい文法を理解する必要があります。
読解力がない
英検4級では、5級にはなかった「長文」が加わります。
問題文の種類は掲示・案内・Eメール・手紙などです。
日にち・時間・場所・持ち物・Eメールの内容などを読み取る力が問われますが、英文の量が多いため見ただけで苦手になってしまう子もいるでしょう。
普段から英語の本を読むことに慣れていない小学校低学年にとって最大の難問です。
また、小学校低学年の子供は「Eメール」という存在を知らない子が多いです。
手紙・Eメールの形式や特有の表現が全く分からないので丁寧に教えて慣れておく必要があります。
実際に、私の娘(当時6歳1年生)はEメールを知りませんでした。
英語以外にも課題があるのだと痛感しました。
読解力を鍛えるには、「多読」が重要です!
できるだけ多くの英文に触れるようにしましょう。
️英検4級対策で小1が実際に使用したおすすめ教材・参考書
ここでは、娘が実際に使った教材についてご紹介します。
娘は小学1年生(6歳)の時に英検4級の対策を始めました。
英検に欠かせない旺文社!「小学生のためのよくわかる英検4級合格ドリル」
英検と言えば旺文社!
旺文社は英検書書店売上No.1です。
英検に必要な知識を小学生にもわかりやすいように解説しており、オールカラーのイラストで楽しく学習を進めていけます。
小学校低学年でも読めるように漢字にはふりがなが付いています。
また、旺文社リスニングアプリ「英語の友」をダウンロードすることで、気軽に音声を聴くことができます。
CDではなくスマホで聴けるのがとても便利です。
また、速さを変えられるので聞き取れない時など遅くして聞いたりすることができます。
スピーキング対策の「スピーキングテストまるわかりBOOK」や予想問題テストもあり、これ一冊でしっかりと対策ができます。
しかし、娘には難しかったようです。
今まで英語を英語のまま理解していたので、日本語の説明が付いてくるとよく分からなくなっていました。
小学校低学年の子供に文法は難しいです。
また、文法を頭で考えてほしくないという気持ちもありました。
結果的に、娘はテキストに載っている英単語や熟語をそのまま覚えるようにしました。
自然にフレーズが出てくることが理想です。
小学生といっても、低学年と高学年では語彙力も知識の豊富さも違います。
どちらかと言うと「小学生のためのよくわかる英検4級合格ドリル」は高学年向けかなという印象でした。
英検ネットドリル
「英検ネットドリル」は、英検予想問題ドリルのライセンスを受けて開発されたオンライン教材です。
英検受験者に必要な機能を豊富に搭載しており、効率的でスピーディーな学習ができます。
単語の正しい発音をワンクリックで聞くことができ、小学校低学年でも簡単に使える操作方法です。
よく出る単語から順番に覚えられ、ドリル問題では答えを入力すると瞬時に正誤判定されます。
自分の実力を確認しながら、計画的に学習を進めていけます。
1年間使い放題で、いつでもどこでも対策できます。
英検ネットドリルは、無料体験ができるので気になっている方は是非試してみてください。
【旺文社 英検ネットドリル】
️小学生におすすめ!楽しみながら英検4級対策ができる裏ワザ
小学校低学年の子供が英語へのモチベーションを保ちながら勉強するには、とにかく”楽しい”と思えることが重要です。
そこでおすすめなのがゲーム感覚で学べるアプリやソフト。
勉強しているという意識はなく、楽しみながら覚えていくことができるので非常に便利です。
英検対策の無料アプリ
- 英検英単語
- 英検問題集
- mikan
娘が隙間時間に使っていたアプリは上記のものです。
風船を割って答えたり、一通り終わるとコメントがもらえたりして小学校低学年の子供でも夢中になって覚えられます。
デメリットは漢字にふりがなが付いていなことです。
そのため、最初は一緒に見て教えながら進めていかなければなりません。
しかし、何回か繰り返すことで漢字も覚えられるようになるので結果としては一石二鳥。
子供は吸収力がすごいので本当に覚えが早いですよね。
Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)/英検スマート対策
得点獲得に重要な「リーディング」と「リスニング」に特化!
大人気のNintendo Switchでも英検対策をすることができます。
毎日英語を学習する習慣を身につけたり、模擬検定で弱点を把握し集中的に学ぶことができます。
単語学習では、単語カードを覚える際に赤いシートを動かして文字を隠せるのが面白いです。
反復学習で着実に力が付きます。
合格・不合格の目安はもちろん、日々の学習記録をカレンダーで確認できるので、頑張ったという達成感に繋がります。
️英検4級対策の期間は約3ヶ月!小学1年生の勉強法はこれ!
当時小学1年生(7歳)だった娘は、英会話スクールに週3回通っていましたが、英検に関しては全て親である私と一緒に自宅学習で進めてきました。
必ず2人で取り組むようにしました。
ちなみに親である私は全く英語ができません。
文法などを教えてあげることはできませんが、対策を進めていったり英単語を一緒に覚えることはできます。
小学校低学年の子供にとって親のサポートは最も大切なのです。
対策期間は約3ヶ月ほどでしたが、他の習い事を含め週5回通っていたため、平日は学校→学校の宿題→習い事→習い事の宿題で手がいっぱいになり、朝のうちにリスニングを5問だけしていました。
土日と冬休みに他の宿題をしたあと、英検4級対策をしていましたが、1年生なので集中力が足りずなかなか2時間など長時間学習することはできませんでした。
しかし、できないながらもコツコツと頑張っていたので、これから娘がした英検4級の勉強法をご紹介します。
まずは英検4級の過去問を解いて実力を把握する
最初は、娘のレベルがどれぐらいなのかを確認するために対策なしで英検4級の過去問を解いてもらいました。
初期段階の結果は34点/65点でした。(R 10/35、L 24/30)
素点で41点以上取れれば合格の可能性が高いので、この時点では不合格のレベルでした。
答え合わせをしながら、得意・不得意など弱点を知ることができ、これから何を重点的に勉強したらよいか分かるので、まずは過去問を解いてみましょう。
英検4級の単語から覚える
英検4級の過去問を解いた結果、やはりリスニングの方ができており、リーディングが全くできていませんでした。(幼児や小学校低学年の子供は英語耳が育っておりリスニングで点数を稼ぎがちです。)
穴埋め問題をするにも、長文を解くにも「英単語」がわかっていないと話にならないので、まずは単語から覚えていきました。
英単語は、「英検ネットドリル」を使用。
覚え方は5級と同じです。
※こちらは英検3級の画像です。
- 英単語を声に出して読む
- 英単語の正しい発音音声を聞く
- また英単語を声に出して読む
- 英単語の和訳を言う
- その英単語を使った文章を声に出して読む
- 日本語の文章を声に出して読む
とにかく声に出して覚えることがポイントです。
さらに、5.の英単語を使った文章を声に出して読むことで、長文対策にもなります。
⚫︎英検4級の単語
・yesterday/昨日
・tomorrow/明日
・concert/コンサート
・festival/お祭り
・practice/練習 など
英単語の意味を理解することが重要なのでコツコツと覚えていきましょう。
英検4級に出てくる過去形を覚える
英単語を覚えたら次は過去形です。
be動詞・規則動詞・不規則動詞を覚えていきます。
はやり声に出して読むことが大切です。
⚫︎be動詞
・amーwas
・isーwas
・areーwere
⚫︎規則動詞
・look(見る)ーlooked
・talk(話す)ーtalked
・finish(終わる)ーfinished
・ask(聞く・尋ねる)ーasked
・play(〜をする)ーplayed など
⚫︎不規則動詞
・buy(買う)ーbought
・take(取る)ーtook
・sing(歌う)ーsang
・come(来る)ーcame
・make(作る)ーmade など
英検4級では、過去形を選択する問題が出てきます。
よく出る規則動詞・不規則動詞をピックアップして覚えるようにしましょう。
英検4級の熟語を覚える
続いては熟語です。
熟語を覚えることで、英検4級に出てくる語句並び替え問題が解きやすくなります。
⚫︎色々な熟語
・a lot of…/たくさんの〜
・ask for help/助けをたのむ
・be good at/〜が上手である
・be late for/〜におくれる
・take a picture/写真をとる
・from A to B/AからBまで など
英検4級のリスニングはひたすら「英検ネットドリル」をする
※こちらは英検3級の画像です。
「英検ネットドリル」さえあれば、いつでもどこでも気軽に取り組むことができます。
朝食の後に5問、帰宅後に5問、入浴後に5問、就寝前に5問、時間がある時は一度に20問!などコツコツとリスニングをしていくことで耳が慣れてきます。
間違った問題は解説にて、しっかりと意味を理解しておくことがポイントです。
英検4級の長文は何について問われているかイメージする
まずはタイトルに目を通して、どのような掲示板・Eメールなのかをチェックします。
⚫︎掲示・案内
・日にち
・時刻
・場所
・持ち物
・いつ
・どこで
・$ドル
⚫︎Eメール・手紙
・誰から誰に書いたのか
・日にち
・件名
・いつ/なに/どうやって/どこ/なぜ
質問文を読み、何について聞かれているか英文から探します。
見つけた答えの文に線を引いておくと、次の問題の時にそこから始められるのでスムーズです。(問題を解く事に本文を最初から読み直す必要はありません。)
我が家の娘は、時間がなく長文はほとんど対策しませんでした。
しかし、日頃のレッスンで絵本を良く読んでいたので読み取る力が少しついていたのか6点/10点と半分以上取れていました。
最後は英検4級の過去問をひたすら解く
テスト間近には、何回も過去問を解いていきました。
朝や帰宅後など忙しい時は「英検ネットドリル」で少しずつ解き、土日など時間がある時は本番さながらマークシートを使って解いていました。
何度も解くことで、問題の感覚が掴めてきます。
また、英検4級を受ける上での時間配分もわかるので、試験前に一通りしておいた方が良いでしょう。
️他にもまだある!小学校低学年の英検4級対策
「多読」が重要!英文を声に出して読む
英検4級はとにかく語彙力・読解力が重要です。
そのため、普段から英文を読み慣れていることが合格への近道となります。
少しずつでもよいので、英語の絵本などを声に出して読むことを毎日のルーティン化にしていきましょう。
マークシートの使い方をチェック
英検ジュニアでは、パソコンを使って選択もしくは筆記で◯を書く答え方でしたが、英検ではマークシート方式となります。
小学校低学年の子供にとって普段目にしないものなので、分かりやすく教えてあげる必要があります。
マークシートの最大の難点は「答えがズレる可能性がある」ということです。
小学校高学年辺りになればマークシートの使い方を理解し、また間違えた時にそれをカバーする力もあるかと思いますが、小学校低学年の子供にはその対応力はありません。
どれだけ答えが分かっていても、マークシートミスがあると不正解。
一問ズレると致命的なのです。
娘には「今何問目をしているのか」を毎回チェックさせて試験に備えました。
とにかくマークシートに慣れることを意識していきましょう。
活字体のアルファベットを覚える
英検の試験では「活字体」という書体が使われています。
日頃、ブロック体で覚えている子は違いを見直して覚えておくようにしましょう。
⚫︎特に違いのある文字
- J
- Q
- a
- g
- t
英検の試験当日のシュミレーションをしておく
当時6歳小学1年生だった娘が英検5級の試験を受けた時は、中学生の子はほぼいなくて小学4年生〜6年生ぐらいの子達ばかりでした。
小学校低学年の姿も少なからずちらほらとあり、中には娘より小さい幼児?の姿もありました。
しかし、英検4級ではレベルが少し上がっているので受験する子達の年齢も少し高めでした。
小学5年生〜中学生あたりでしょうか。
小学校低学年であろう姿はかなり少なかったです。
周りが自分より大きいお兄ちゃんお姉ちゃん達ばかりでは圧倒されてしまったり心細くなる子もでてきます。
そんな時でもしっかり実力を発揮できるように前もって試験会場での様子などを伝えてあげて安心させる必要があります。
娘には、事前に「試験会場には◯◯より大きいお兄ちゃんお姉ちゃんばかりだと思うよ。同じ1年生はなかなかいないと思うけど、みんな英検を受ける仲間だからね」と言っておいたので、安心して取り組むことができました。
その他の応用として、リスニング中に誰かがくしゃみをして聞き取れなかった場合なども想定してシュミレーションをしました。
やはり小学校低学年の子供は、動揺すると一気に頭がパニックになってしまいます。
臨機応変に対応する力がないので、家でも試験当日のことをイメージしておいた方が良いでしょう。
(頭がパニックになる=マークシートがズレる、は小学校低学年にはありえる話です、、)
️小学1年生!英検4級の結果は合格!
CSEスコア704/1000 G4+4で、見事合格することができました。(合格点は622点)
リーディング | 23/35・66% |
リスニング | 24/30・80% |
冬休みは家族や親戚の不幸が続き、英検前日はお葬式でした。
親のサポートが必要なのはわかっているつもりでしたが、私自身の精神的なダメージが大きく、きちんと学習に取り組めない日も。
娘も辛くて悲しかったはずなのに、それでも最後の最後までこつこつと頑張っていました。
その娘の努力が実って本当に嬉しかったです。
ちなみに、英検では試験翌日に解答速報が出ます。
問題用紙に答えを書いておけば自己採点ができ、合格かどうか大体の目安が分かります。
娘は、リスニングの答えを書き忘れていたため合格発表までドキドキでした、、。
️英検4級の試験を終えて思ったこと
小学校低学年の子供にとって「英検4級は簡単ではない」ということです。
娘と一緒に進めてきた対策期間中、決して順調なことばかりではありませんでした。
声かけをしても、やる気がなかったり、なかなかスイッチが入らなかったり、学習をやらされてる感があったりと衝突することもありました。
6歳の子供に「こんな難しい学習をさせて良いのか、、」と葛藤する日もありました。
それでも娘が「英検4級受けたい!」というので2人で頑張ってきました。
合格の文字を見た時は、本当に嬉しかったです。
父が空から見守ってくれていたのかなと、グッとくるものがありました。
そして何より、娘がたくさん努力したからこその合格。
対策期間中のことを思い出して、思わず感極まるぐらい、それぐらい、小学校低学年の英検のサポートは大変です。
もしかしたら教える側の私が英語ができないから大変なのかもしれません。
英語ができるお父さん・お母さんのもとで教わっているお子さんはもっともっと高得点を出し、余裕で合格しているかもしれません。
しかし、親が英語ができなくても大丈夫です。
私の娘は小学1年生で英検4級に合格しました。
低年齢で合格している子供達は、それ相応の努力をしているのだと実感しました。
私のように親は英語ができないけど、お子さんに英検を受けさせてあげたいと思っているお父さん・お母さんの励みになれば幸いです。
️まとめ
英検4級は語彙力・読解力が最重要!
英検5級に比べると文法の難易度は高くなりますが、ある程度の英語経験があり、しっかりと対策を取れば小学校低学年でも英検4級まではスムーズに合格できます。
この記事では、当時小学1年生(7歳)だった娘が英検4級に合格した体験談について、低学年でもできる勉強法や実際に使用した教材なども合わせて徹底解説しました。
英検4級を受ける上で、小学校低学年の子供には親のサポートがとても大切になってきます。
是非、親子で一緒に対策を進めて行きましょう!