英検ジュニアとは?英検との違いやレベル、受験方法まで徹底解説!

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英検ジュニアは、児童向けのオールリスニングテストです。

英検ジュニアってなに?

幼児でも受けられるの?

英検との違いがわからない

と、名前は聞いたことあるけど詳しく知らないという保護者の方も多いのではないでしょうか?

 

我が家の娘は、4歳でブロンズ(84%)、5歳でシルバー(92%)、ゴールド(80%)を受験しました。(一発合格)

この記事では、英検ジュニアのレベルや受験方法、英検との違いなどを詳しく解説!
実際に娘がした対策・学習方法も合わせてご紹介します。
最後までチェックしていただくと、お子さんがどのレベルを受験すればよいのかがわかります。

英検ジュニアとは?

英検ジュニアとは、英語に親しみ異文化を理解することを目標とした児童向けの「育成型ゲーム感覚」のオールリスニングテストです。

英語学習の入門期にリスニング力を測る形式のテストで、CDから流れる英語を聞いてそれに合ったイラストなどに◯をつける簡単な解答方法です。

小学校で3〜4年生からスタートする外国語活動に対応!
音声や基本的な表現に慣れ親しみ、コミュニケーション力や異文化の理解を深めます。

英検ジュニア 3つのグレード・内容

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グレードは、ブロンズ・シルバー・ゴールドの3つのレベルで構成されています。

使われる語句や表現は、英検ジュニア独自の学習計画に基づいており、ヒントを聞いて答えを推測して解く問題もあります。

英検ジュニアブロンズ

ブロンズは、英語学習を始めて半年〜1年程度の初心者向けで、最も難易度の低い入門レベルとされています。

出題される内容あいさつなど初歩的な会話の聞き取り(1往復)
短い文章の聞き取り(1〜3往復)
家庭、学校など日常生活での身近なできごと
毎日の生活に欠かせないこと
朝起きてから寝るまでにすること
食べ物、動物、色、天気、乗り物、日常生活の基本的な動作など
Do you like〜?
Are you〜?
This is〜
I’m〜
I have〜
I like〜
テスト時間約30分
問題数40問

簡単な会話や短いフレーズを聞き取り、内容に合う答えを選ぶ問題が多いです。
読み書きができなくても、英単語が理解できていればOK!

英検ジュニアシルバー

シルバーは、ブロンズを受験して80%以上正解した児童または、1〜2年程度英語を学習した児童を対象としています。

出題される内容話しかけに対する応答選択
短い会話の聞き取り(2〜3往復)
否定分や疑問文の聞き取りと応答
アルファベットと音声の結びつきの認識
簡単で短い単語の認識
身近な社会生活でのできごと
学校で習うことや課外活動
趣味、スポーツ、店や公共施設、学校施設や学用品、行事やクラブ活動、遊びに関する動作など
There is〜
He is〜
I’m〜ing
I want to〜
テスト時間約35分
問題数45問

シルバーになると、フォニックスの問題が出題されます。
さらには小文字のアルファベットを覚えておく必要があります。
また、ブロンズでは英単語(ものの名前)がわかっていれば答えられる問題でしたが、シルバーは英単語(ものの名前)+動詞を聞き取らなければなりません。

ブロンズより難易度は上がっていますが、そこまで大きな差はありません。
短い文章を聞き取ることができ、その内容を理解することができれば答えられる問題ばかりです。

英検ジュニアゴールド

ゴールドは、シルバーを受験して80%以上正解した児童または、2〜3年程度英語を学習した児童を対象としています。
英検ジュニアの中で、最も難易度の高いレベルとなっています。

出題される内容いろいろな文の中での語句の聞き取り
まとまった会話の聞き取り(3往復以上)
5W1Hによる疑問文の応答、質問文の投げかけ
基本的な語句や簡単で短い文の認識
日本や外国の身近な話題、行事、文化
身近な社会生活でのできごと
海外旅行
身近な社会活動
夢や将来のこと
Where〜?
I’m〜ing
What〜?
テスト時間約45分
問題数50問

ゴールドでは、ブロンズ・シルバーとは違い3往復以上のまとまった会話の聞き取りがあります。
さらに5W1Hの文章や会話を聞き取り、その内容を理解しないと答えられない問題が出題さます。
また、短い文を読み取る力も必要となってきます。

英検ジュニアと英検の違いは?

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英検ジュニアと英検は、試験の目的とテスト内容が異なります。

試験目的の違い

英検ジュニアは幼児から受けることができる英検前の導入テストです。
英語への親しみや興味・関心を持ち、積極的に英語でコミュニケーションをして楽しむことを目的としています。

英検は合否で評価される正式な資格試験です。
英検の正式名称は「実用技能英語検定」といい、小学生から大人まで幅広い年齢層を対象とする英語の資格試験になります。
英検を取得すれば中学受験・高校受験・大学受験で優遇が受けられたり、就職・転職活動においても有利になります。

合否の有無

英検が合否で評価されるのに対して、英検ジュニアには合否がありません。
できたという喜びを実感させ、英語学習のモチベーションを高めることがねらいです。
成績は「正答率」で表示される「育成型」となっています。

テスト内容

英検ジュニアは、英語学習の入門期にもっとも大切と考えられている「リスニング(聞く)」に特化したテストです。

英検は「リーディング(読む)」「リスニング(聞く)」「ライティング(書く)」があります。
また3級の二次試験からは「スピーキング(話す)」も加わります。

対象年齢の違い

英検ジュニアは小学生を対象としたテストです。
幼児でもある程度、英語学習をしていれば合格することができます。

英検は中学生以上を対象としています。
近年では小学校での英語教育が本格的にスタートしたことにより、小学生や幼児の受験者が増え、英検取得の低年齢化が進んでいます。

英検ジュニアの受験方法

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英検公式ホームページより引用

英検ジュニアは3つのラインナップがあり、受験者それぞれのニーズに合わせて受けることができます。

英検ジュニアペーパー版

英会話教室や塾などで5名以上を1グループとして行われる筆記テストです。

我が家では、娘が4歳の時にブロンズのペーパー版を受験しました。
英会話教室などへ通っていてペーパーテストを受けられる環境にいるのであれば、間違いなくペーパー版をおすすめします!

英検ジュニアオンライン版

個人でもグループでも、気軽に受験できるのはオンライン版です。

子供のタイミングに合わせていつでもどこでも受けられるのがメリットです。

英検ジュニア学校版

学校や自治体が申し込みをし、それぞれの小学校で行われるテストです。

英検ジュニアの申し込み方法・料金

英検ジュニアペーパー版

英会話教室や塾などで申し込みをする。

  • ブロンズ ¥2,500
  • シルバー ¥2,700
  • ゴールド ¥2,900

英検ジュニアオンライン版

英検ジュニア公式webサイトから申し込みをする。

  • ブロンズ ¥2,300
  • シルバー ¥2,500
  • ゴールド ¥2,700

他にも、テスト+ラーニングがセットになったフルパックもあり!
ラーニングはドリル&ゲームや、模擬テストを楽しく学習できる充実した内容となっています。



英検ジュニア学校版

学校で申し込みをする。

  • 料金の記載なし。要問い合わせ。

英検ジュニアのレベルは?何歳から受けるべき?

英検ジュニアは小学生が対象!

英検ジュニアは小学生を対象としたテストです。
英語学習を始めて半年〜1年程度の児童はブロンズから受けると良いでしょう。
ブロンズを受験して80%以上正解した児童もしくは、英語学習が1〜2年程度経過した児童はシルバーを受験。
シルバーを受験して80%以上正解した児童もしくは、英語学習が2〜3年程度経過した児童はゴールドを受験してみましょう。

ブロンズ 小学1〜2年生

日常生活での身近なできごとや、簡単な挨拶などが出題されます。
英単語が理解できていれば答えられる問題が多いです。

シルバー 小学3〜4年生

簡単なアルファベットの問題や、短い文章の聞き取りなどが出題されます。
英単語+動詞を聞き取ることができれば答えられます。

ゴールド 小学5〜6年生

まとまった3往復以上の会話の聞き取りや、5W1Hの疑問文の応答などが出題されます。
リスニング問題に限れば、英検5級のリスニングに匹敵するぐらいのレベルです。
ブロンズ・シルバーと比べて一気に難易度が増しています。

英語学習経験のある幼児も受験OK!

英検ジュニアは、幼児でもある程度の英語学習経験がある場合は十分に成果を発揮できます。
幼児の場合、英語以外の課題も対策する必要があります。

ペーパー版を受ける場合

解答用紙の記入方法は、問題冊子に直接◯を書き込むので、きちんと書けるかどうか本番さながら練習しておく必要があります。

我が家の娘は4歳の時にブロンズのペーパー版を受けましたが、練習時に正解だと思う番号の欄に◯ではなく、答えの数字を書いていた経験があります。
答えは合っているのに答え方が間違っていました。
「◯を書けばいいんだよ」と教えても数字を書いてしまうのが幼児です。
答え方の練習は必須です!

オンライン版を受ける場合

マウスを使いこなす必要があります。
しかし幼児がマウスを使いこなすのは難しいです。
マウス操作が難しい上に解答時間に制限があるので、タブレットの使用をおすすめします。
タブレットであれば答えをタップするだけなので幼児でも簡単に使えます。

最大の課題は集中力!

英検ジュニアの試験時間は、約30〜45分です。
その間しっかりと集中してテストを受けられるのかが非常に重要となります。
テスト練習をして慣らしてから挑みましょう。

英検ジュニアの合格ライン

英検ジュニアは、合否のない「育成型」!
できたという喜びを実感させ、学習の動機づけになることがねらいです。
成績は「正答率」で表示されます。
また進級の目安も示して通知されるのでわかりやすいです。

正答率80%以上で次のグレードに進めるので、合格ラインは80%と思っておくと良いでしょう。

英検ジュニアの対策・学習方法

ここでは、英検ジュニアの対策・学習方法をいくつかご紹介します。

英検ジュニア サンプル問題を解いてみる

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英検公式ホームページより引用

英検ジュニア公式サイトのサンプル問題は、無料で何度でも挑戦することができます。
まずは、お子さんのレベルを把握するためにブロンズからはじめてみましょう!

英検ジュニア無料体験にチャレンジ

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英検公式ホームページより引用

英検ジュニア公式サイトでは、英検ジュニアオンライン英語教材「ラーニング」を無料で1日体験することができます。
ドリル&ゲームと、もぎテストのそれぞれ一つずつを試すことができます。
※英ナビ!会員への登録が必要です。

英検ジュニアオンライン英語教材「ラーニング」で学習する

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英検公式ホームページより引用

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英検公式ホームページより引用

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英検公式ホームページより引用

英検ジュニアオンライン版では、ゲーム感覚の学習教材「ラーニング」があります。
楽しくゲームをしながら英語を学ぶことができます。
対象は3歳〜中学生まで!
「これから英語を始めたい」「今の実力を試してみたい」「子供の英語のレベルを知りたい」「英検はまだ早いけど英語のテストを受けてみたい」という方におすすめです。

フルパック(ラーニング+テスト)
  • ブロンズ ¥3,900〜¥7,300
  • シルバー ¥4,100〜¥7,500
  • ゴールド ¥4,300〜¥7,700

※1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月、選択する有効期間によって料金は異なります。

英検ジュニアオンラインテストと、英語学習教材ラーニングがセットになっています。
それぞれ個別に購入するよりもお得です。
テスト対策をしてから、個人で英検ジュニアを受けたい方にぴったりのプランです。

内容は、ドリル&ゲーム、もぎテスト、英検ジュニアオンラインテスト+カードアルバムです。
オンラインテストは有効期間内で1回のみ受験できます。
ラーニングは有効期間内は何度でも利用可能。

ラーニング
  • ブロンズ ¥2,000〜¥6,000
  • シルバー ¥2,000〜¥6,000
  • ゴールド ¥2,000〜¥6,000

※1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月、選択する有効期間によって料金は異なります。

ドリル&ゲーム、もぎテスト240問がセットになっています。
語彙や会話表現を楽しく学習できます。
テストはまだ早すぎる、テストは受ける予定がないという方はラーニングのみが良いでしょう。

内容は、ドリル&ゲーム、もぎテスト+カードアルバムです。

テスト
  • ブロンズ ¥2,300
  • シルバー ¥2,500
  • ゴールド ¥2,700

※有効期間3ヶ月。

英検ジュニアをオンラインで受験できます。
テスト終了後、すぐに結果を見ることができます。
後日、受験者の氏名が印字された成績表と成績証明書が送付されます。

内容は、英検ジュニアオンラインテスト、ラーニング一部+カードアルバムです。



旺文社テキスト「楽しくはじめる英検Jr. シリーズ」で学習する

旺文社は英検書書店売上No.1!
オンラインより問題集派という方には、旺文社のテキストがおすすめです。
幼児でも楽しく学習できるようにカラフルなイラスト付き。
リズムで単語を覚えられるようにCDも付いていますが、旺文社リスニングアプリ「英語の友」をダウンロードすると簡単に音源を聞くことができます。
ご褒美シールや表彰状が付いているので、クリアしていくたびに達成感を味わえて子供のモチベーションも高まります。

  • 楽しくはじめる英検Jr.ブロンズ ¥1,760
  • 楽しくはじめる英検Jr.シルバー ¥1,760
  • 楽しくはじめる英検Jr.ゴールド ¥2,090






英検ジュニアの過去問ってあるの?

英検ジュニアには、過去問がありません。
しかし、先ほどご紹介した英検ジュニアオンライン英語教材「ラーニング」には、もぎテストがあります。
テストの雰囲気に慣れるためには、この「もぎテスト」を受けるのが一番効果的です。
テストと同じ形式で240問も解くことができます。

また「サンプル問題」で、テスト全体の流れを確認すると良いでしょう。

英検ジュニアの正答率が80%以下だった場合

初めて英検ジュニアに挑戦して80%に達しなかった場合は、どこが苦手なのかを分析し、まずは基本となる英単語を覚え直しましょう。
ブロンズ・シルバー・ゴールド全てのグレードにおいて、英単語を理解していないと問題を解くことはできません。
英単語を覚える際は、親子そろって楽しみながら覚えるようにしましょう!
さらに、もぎテストを繰り返し解いて感覚をつかめるようにしておきましょう。

ただし、2〜3回ほどテストに挑戦しても合格ラインの80%に達成しない場合は、まだそのレベルに達していないので受けるのは控えた方が良いでしょう。
なんども不合格だとお子さんのモチベーションは下がってしまい、苦手意識も出てきてしまいます。
英語を嫌いになっては元も子もありません。
親目線だと、どうしても結果ばかりを重視してしまいがちですが(特に英語教育に熱心な親御さんほど)、一番大切なことは「子供が楽しく英語に触れられているか」です。
まずはなによりも「英語=楽しい!」を感じさせてあげることが大事です。

英検ジュニアが終わったら英検にチャレンジしよう!

英検ジュニアのブロンズ・シルバー・ゴールドをクリアしたら、次はいよいよ使える英語の登竜門「英検5級」に挑戦です。

我が家では、当時小学1年生(6歳)だった娘が6月に実施された英検5級に合格しました。(一発合格)
幼稚園年長の卒園前から英検5級対策を始めました。
幼児や小学校低学年でも、基本となる英単語をしっかりと覚えることができれば英検5級に合格できます。

まとめ

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英検ジュニアは、児童向けのオールリスニングテストです。
英語への親しみや関心を持ち、英語でコミュニケーションを楽しむことを目的としている英検前の導入試験です。

幼児から受けることができ、半年〜3年程度英語学習経験がある児童であれば合格ラインの80%以上を達成することができる内容となっています。

この記事では、英検ジュニアのレベルや受験方法、英検との違いなどを徹底的に解説しました。
まずは、親子で楽しく英単語を覚えていくところからスタートしましょう!

英語のシャワーを浴びてリスニング力がアップする「英語アニメ」の記事も是非読んでみてください。




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この記事を書いた人
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ASA

30代、専業主婦、関西在住。 夫と小学生の娘と3人暮らし。 娘の英語教育に力を入れており「英語=楽しい!」をモットーに親子で一緒に学習を進めています。
現在、娘(小3)は英検準2級に挑戦中!
海外経験なしの娘が小学校卒業までに英検準2級取得、できることなら英検2級取得までを目指しています。
学習とともに「遊びは学び」と考えており、子連れで行くお出かけスポットの情報も発信しています。

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