疑問詞をしっかりと聞き取り、代名詞に置き換えることが重要!
大きな声ではっきりと答えることができれば小学校低学年でも合格できる!
我が家の娘は、2023年7月に英検5級スピーキングテストを受験。
その後、11月にも英検4級スピーキングテストを自宅にて受けました。
この記事では、当時小学2年生(7歳)だった娘が英検4級スピーキングテストに合格した体験談をご紹介。
英検4級スピーキングテストの基本情報や7歳でもできる対策法も合わせて解説していきます。
英検4級スピーキングテストってなに?受けなくてもいいの?
英検4級スピーキングテストとは、英検4級一次試験の合否に関係なく、受験申込者全員が受けられる任意のスピーキングテストです。
試験は、実際に面接官を目の前にして行うのではなく、コンピューター端末を使って行う録音形式です。
自宅や学校など、いつでもどこでも受験することができます。
受験期間は約1年間。
※詳しい受験期間は、一次試験の成績表に記載されています。
英検5級・4級では、一次試験の結果のみで資格を認定するので、スピーキングテストの合否は含まれません。
英検4級のスピーキングテストは受けても受けなくても問題ありませんが、英検3級以降の二次試験の練習にもなるので、是非チャレンジしてみてくださいね!
小学校低学年でも合格可能!英検4級スピーキングテストの基本情報
英検4級スピーキングの内容
英検4級スピーキングテストでは、初めに3行ほどの短いパッセージ(英文)とイラストが表示されます。
First,please read the passage silently for 20 seconds.(声を出さずに20秒でこのパッセージを読んでください。)と面接官に言われるので黙読します。
その後、All right.Now,please read it aloud.(声に出してパッセージを読んでください。)と言われるので、30秒以内に音読します。
続いて、パッセージに関する質問が3問出題されます。
1問目と2問目はパッセージを見ながら答える問題で、3問目はイラストを見て答える問題です。
最後は受験者自身への質問が1問、ペアクエスチョン形式で出題されます。
ペアクエスチョンは、1つ目の質問に対するあなたの答えを受けて、さらにもう1つ質問されます。
最初にYes/Noで答えたあと、2つめの質問内容が変わるのが特徴的だね!
英検4級スピーキングテストの所要時間
英検4級スピーキングテストは、わずか5分!
テスト前には、マイクの音声確認などがあるのでトータルでは約15分ほどかかりました。
英検4級スピーキングテストの結果はいつ?
英検4級スピーキングテストの結果は、受験日から30日以内に「合否閲覧」で確認することができます。
※成績表の郵送はありません。
メールアドレスを登録しておくと、採点完了通知メールが届くので便利ですよ!
娘の場合、スピーキングテストを受けてから11日後に通知が来ました。
5級スピーキングテストの時は3日後に来たので、受けるタイミングによって結果が前後するようです。
英検5級スピーキングテストとの違いは?
英検5級スピーキングテストでは、2行ほどの短いパッセージを読むのに対して、4級スピーキングテストでは3行ほどに増えます。
また、5級では3つの質問ですが、4級では4つの質問になり最後の質問はペアクエスチョン形式で出題されます。
過去問はあるの?7歳小学2年生の英検4級スピーキングテスト対策はこれ!
英検4級スピーキングテストの過去問は残念ながら公開されていません。
しかし、英検公式サイトにバーチャルスピーキングテストというものがあるので、テストの受け方や流れを把握することができます。
娘の場合は、テストを受ける前に15分ほど本番さながらの練習をしました。
対策法は以下の通りです。
大きな声ではっきりと丁寧に読む
パッセージを読む際は、個々の単語の発音や区切りなどに注意しましょう。
緊張すると三単現のsが抜けたり、そこだけ小さい声で言ってしまう傾向があるので、気持ち大きめの声で言うように心がけましょう。
疑問詞を聞き取る
質問では、「What〜」「When〜」「Where〜」など5W1Hをしっかりと聞き取る必要があります。
英検5級スピーキングテストより、やや長くなり文章も複雑になっているので、音読しながら内容を理解できるかがポイントとなってきます。
代名詞に置き換える
答える時は、固有名詞や普通名詞を代名詞(He・Sheなど)に変えて答えましょう。
娘の場合は、英検公式サイト英検4級スピーキングテスト問題見本に記載されている「What does Ken want to become?」や「When does Ken play soccer?」のKenの部分を違う名前に変えたりして練習しました。
文で答える
質問には、文で答えるようにしましょう。
「What sport do you play?」に対し「Tennis.」ではなく「I play tennis.」と答えられることがベストです。
単語で答えた場合、多少の減点になるかもしれません。
とにかく「声に出して答える」練習をしておくことがポイントです!
親子で面接練習をするとお子さんも楽しみながら習得することができますよ!
7歳小学2年生が受験した英検4級スピーキングテストの結果は合格!
CSEスコア354/500 G4+2で合格していました。
合格基準スコアは324です。
娘の場合、英検3級二次試験の353をわずかに超えていました!
リーディングは4点/5点、Q&Aは15点/20点でした。
テストでは、女の子の名前が出てきたのでSheに置き換えることができました。
しかし、1つの質問が聞き取れなかったため「もう一度聞いてやり直す」ボタンを押したら次の問題へ進んでしまいました、、、
結果、1つだけ質問に答えることができませんでした。
Q&Aの5点減点はこれが原因かなと思います。
英検4級スピーキングテストを終えて思ったこと
娘が英検5級・4級のスピーキングテストをどちらも体験してみて思ったことは、やはりとっさに文章で答えることは難しい!ということでした。
質問の意味はわかっているのに答え方がわからない、、
アウトプットができていない証拠です。
4技能の英語力が求められている今、日本人が最も苦手なスピーキングを強化していく必要があります。
我が家は、英会話スクール+オンライン英会話でインプットとアウトプットを繰り返していこうと思います。
また、自宅では親子で「めちゃくちゃタイム」を実践しています。
「めちゃくちゃタイム」の詳細は、ひとりごとで英語が話せるようになる!?7つの魔法のイングリッシュルーティン!記事でご紹介しています。
まとめ
英検4級スピーキングテストは、疑問詞をしっかりと聞き取り、代名詞に置き換えることが課題!
大きな声ではっきりと答えることができれば小学校低学年でも合格できます!
この記事では、当時小学2年生(7歳)だった娘が英検4級スピーキングテストに合格した体験談とともに、小学校低学年でもできる対策法も合わせて解説しました。
ぜひ、親子そろってパッセージを読む練習をしてみてくださいね!